Let's have a good command of self-management conscious.
自分自身が経営者になりましょう。そのためには日ごろからタイムマネジメントやコストマネジメントを意識して行動しておかなくてはなりません。
鉛筆1本、紙一枚、あるいは1分間を失ってしまった場合にどのぐらいの仕事を受注して完成させて代金を回収しなければならないかを理解しておくということです。
もちろんケチケチ作戦とは違います。必要な無駄は積極的に作るべきです。ただ、全くの無駄というのがあります。無駄を感じないまま鉛筆や紙を、あるいは時間を浪費している場合です。
必要な無駄は自らの意識の中で組み立てられているはずです。利益率3%の会社で年間に 30万円の無駄なコストがかかっていた場合にはいくらの売上をあげなければこのコストを取り戻せないと思いますか。常日頃こうした視点でモノゴトを考えているとあなたの業務の進め方にも様々な工夫が生まれてくるはずです。
あなたが接するお客様のトップは全員がこうした思考の中で経営判断をされています。日頃の思考や行動から経営感覚を身につけ、 自分自身を経営者に仕立てましょう 。そうでなければお客様の「困った」を素早く見抜いて対処することなどは不可能です。
Let's respect for human relation.
自分が今やっている仕事は何につながっているのかを意識しましょう。どんな仕事であっても、その仕事は 必ず「誰か」の「何か」のお役に立っているはずです。逆にいえば、「誰か」の「何か」のお役に立っていないならば、それは仕事ではなく時間つぶしに過ぎません。
「誰か」の「何か」の仕事につながっているなら、まずその「誰か」を考えましょう。目の前の仕事の依頼者だけではなく、その依頼者の依頼者といったように、どんどん視野を広げてください。DANの社内を飛び越えて、お客様、ひいては社会の「何」にお役に立てているかが目に見えてくるはずです。
自分のやっている仕事の社内でのつながりも同じことです。この仕事を次に誰かが引き継ぎませんか。引き継いだ人のお役に立てるような仕事をすることを意識しましょう。自分の仕事は誰が提供してくれたのですか。自分がその仕事ができるまでに多くの人のつながりであなたの手元に仕事が届いているのです。自分の仕事とは自分の仕事ではなく、多くの人たちの努力によってあなたに与えられた仕事なのです。
一人で全てが完結している仕事はありません。他人の仕事もあなたの仕事も必ずつながっているのです。仕事とはあらゆる人が関わってくれることで、あらゆる人のお役に立てることなのです。仕事の上で報連相が重要視される理由でもあります。
「はたらく」とは、「傍(はた)の人」を楽にさせることだという理解ができれば、人とのつながりをより意識できるはずです。