「We exist as a consultant in case of emergency.」
ここでいうDAN VALUEとは、ダンにしかない独自の売り物と言い換えられます。 ダンの売り物は「信頼感」 であり、信頼感には 「安心感」 と 「期待感」 の二種類が存在します。
ダンに依頼した瞬時にお客様をホッとさせることができるのが究極の安心感といえます。安心感とは実は簡単なことなのです。ウソをつかない、ダマさない、マチがえない、の三つを徹底すればよいだけです。もちろん、人間のやることですので間違えることはあります。間違えた場合には迅速に、謝る、訂正する、対応するの三つをやればよいのです。
期待感とは「何かやってくれるのではないか」「新しい提案が出るのではないか」といった未来に対する希望のことです。「ワクワクドキドキを提案すること」とも言い換えられるでしょう。お客様に「アッ!」「イイネェ」「ウン」「エッ!」「オー!」を叫んでもらうことともいえます。
前者の安心感は 「危機想像=リスク イマジネーション」 につながります。後者の期待感は 「夢創造=ドリーム クリエーション」 につながります。この二つの「そうぞう」こそがダンの究極の売り物であり、価値なのです。
私たちの仕事は米一粒、ネジ一本作るわけでもなく、良質な商品の流通に貢献しているわけでもありません。ましてや、お客様の笑顔を生み出す飲食業でも、お客様に喜んでいただく小売業でもありません。もちろん、直接、目の前の人を喜ばせたり、愉しませたりしているエンターティナーでもないのです。
考えてみれば、もしかすると世の中になくてもよい仕事なのかもしれません。この「もしかするとなくてもよいかもしれない仕事」に価値を与えるのが、 社会にとって価値ある仕事を進めているお客様を守り続けたり、安心して生活ができるための考え方を提供していく ということなのです。
そのためにも、私たちは孫子の「予めの兵法」の根幹である「先々の先」を考えながら、常にお客様の危機想像と夢創造を提供し続けなくてはなりません。